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事業再構築補助金を活用した貸別荘事業


「お得に貸別荘事業を開始したい」

「事業再構築補助金を活用したい」

という事業者様は多いのではないでしょうか。新型コロナウイルスの影響で厳しい状況が続いている事業者様を支援する施策として中小企業庁がスタートした事業再構築補助金を活用して、新たな収益源を確保しましょう。


本記事では、事業再構築補助金を活用して貸別荘事業を開始したい方へ向け、貸別荘事業の魅力や、事業再構築補助金の活用方法についてご紹介します。



事業再構築補助金の採択率

現在、2021年度の最終回となる第5回の公募が開始され、来年度以降も継続される見通しである事業再構築補助金は、最大6,000万円が補助上限額となっており、従来の補助金制度と比べて上限額が大きく、補助率も2/3とお得な補助金となっています。

飲食業や宿泊業は、新型コロナウイルスの影響を特に大きく受けている業種として挙げられています。

業種を問わず、事業再構築補助金の2021年度の採択結果(2022年1月末時点)は応募総数63,338件、採択数26,373件となっており、採択率は41.6%となっています。

過半数が不採択となっており、事業再構築補助金が採択される難易度が高いことが分かります。


宿泊業・飲食業の事業再構築補助金の採択率

上記の通り、全ての業種を総合した事業再構築補助金の採択率は41.6%となっていますが、ここでは、宿泊業等の業種に絞り採択率を見ていきます。

2021年度の採択結果(2022年1月末時点)のうち、宿泊業等は応募総数11,694件、採択数5,836件となっており、採択率は49.9%となっています。全体と比べて8.3%高くなっており、他の業種と比べて採択率が高くなっていることが分かります。 宿泊業等の業種は、新型コロナウイルスの影響が大きい業種であり、事業再構築補助金が比較定期採択されやすいと考えられます。



具体的に活用しやすい事業内容

ここまで、宿泊業等における採択実績についてご紹介してきました。

採択実績を通して、宿泊業等は他の業種と比較して事業再構築補助金の採択がされやすい業種となっていることがお分かりいただけたかと思います。

ここでは、事業再構築補助金を活用するうえでおすすめの事業内容をご紹介していきます。


ワーケーション事業

新型コロナウイルスの影響でテレワークが推奨されていることもあり、ワークとバケーションを組み合わせたワーケーションの需要が高まっています。

このようなワーケーション需要に対応するためにテレワーク環境を整備するといった活用方法があります。

既に宿泊業を営んでいる事業者や別荘を所有している人は、自然の多い場所や観光地などの景色が良い場所で物件を持っている方が多いでしょう。

ワーケーションスペースを提供することで、既存の宿泊施設への誘導ができるといったシナジー効果も期待できるため、補助金の要件を満たし易いと考えられます。

また、ワーケーション事業なども含めて、IoT技術を導入した非接触型を導入し、運営コストを削減しながら、競合他社との差別化を図れる可能性も高いです。


バケーションレンタル事業

空き家、空き別荘、宿泊施設を活用し、短期間から貸し出せる別荘として、貸別荘事業が注目されています。

貸別荘事業であれば、既存建物の解体工事や、リノベーション工事、設備機器の導入費用なども補助金の対象として扱われます。

無人での運営を行うことも可能なので、通常の宿泊事業と比べて人件費を抑えられ、運営上のリスクを最小限にすることが可能です。

マンションなどの不動産投資と比べて、収益性が高いケースが多く高い収益性を期待できる事業です。

既存の事業と組み合わせて貸別荘を構築していくことで、貸別荘事業のみの収益ではなく、既存事業の収益向上も期待できるでしょう。

また、貸別荘事業を行う場合、旅館業法を満たし、旅館業の許可を取得した上で、事業を開始していく必要が有るため、新規参入にはハードルがあるという現状もあります。

初期費用に事業再構築補助金を活用し、ランニングで収益を上げていくという理想的な運営が可能となるため、バケーションレンタル事業での事業再構築補助金はおすすめです。


まとめ

本記事では、事業再構築補助金の直近の採択実績や、おすすめの活用方法について紹介してきました。

事業再構築補助金は、最大6,000万円、補助率2/3受けられる大規模な補助金として幅広く注目を集めている補助金となります。

今後、事業を拡大していく中で、是非活用したい補助金ですが、そのためには補助金を所管している中小企業庁の趣旨を理解し、採択されやすい事業計画書を作成していくことが必須となります。

また、持続性・実現可能性が高い事業を選択することが重要であり、確実に実行していく必要が有ります。

本記事で紹介したおすすめの活用方法などを参考にしてみてはいかがでしょうか。



最後に

「事業再構築補助金を活用したいが、どのような事業が良いのか分からない」

「申請してもどうせ事業再構築補助金は採択されないのではないか」


という方に向けて、アルカナ株式会社では、無料で相談を受け付けています。

下記ボタンより是非気軽にご相談ください。




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